どんな困りごともまずはお話を聞かせてください。仕事や家庭内で問題を抱えている、障害や病気のこと、子育ての悩み、生きづらさを抱えている方の生活全般のご相談を受けています。役所や病院など必要な手続きに付き添うことが可能です。
札幌市内で行き場を失っている、ホームレス状態の女性のためのシェルター(一時的な生活の場)です。利用料はかかりません。衣食住を確保し、専門性のある相談員(全員女性)がいっしょに今後のことを考えて、生活再建のために必要な手続きの同行や、お部屋探しをお手伝いします。
※利用には一定以下の収入・資産などの要件があります。
幼少の頃より、両親から言葉の暴力や、殴る蹴るがありました。父親に外で殴られ引きずり回されたときに駆け込んだ警察に「この地域にシェルターはない」「ホテルに泊まって仕事に通い引っ越すしかない」といわれ絶望しました。自分なりにインターネットで情報を探し、役所にメールを送ったところ、返信が返ってきました。実際には、地元にDVシェルターの団体があることが分かりました。その団体から、あじーるを紹介されました。
初めてシェルターの部屋に入り、ドアの鍵をかけたとき、「ああ、これで終わる」と、心底ほっとしたのを覚えています。
生活にお手伝いを必要としている方、じぶんの状態に合わせてはたらける場を探している方を、障害福祉サービスをはじめとする社会資源におつなぎしています。サービスの利用がはじまったあとも、希望にそった支援を受けられているかどうか、お伺いして調整します。
生活にお手伝いが
必要
居宅介護(ヘルパー)
グループホーム
まずは日中に行く場所を
見つけたい
就労継続支援事業所
(作業所)
一般就労を
目指していきたい
就労移行支援事業所
相談室あじーるは、女性の相談に特化しています。また全国手話検定1級をもつ相談支援専門員が常駐していますので、手話による対応も可能です。
シェルターから新しい生活へ移行した後も、地域での安心・安定した生活を送れるようになるために必要な支援へのお繋ぎ、ほかの機関との連携やフードバンクとの連携による緊急食料支援なども行なっています。
週に2〜3日、シェルターの利用者さんや、元利用者さんが滞在できるサロンを開放しています。
お留守番のボランティアさんが常駐しており、雑談などをして過ごすことができます。
シェルター利用後に、繋がりをもてる季節のイベントや、交流会を行なっています。
市内の事業所さまにご協力いただき、あじーるの募金箱を設置しています。
市民の皆様にあじーるを知っていただく機会にもなっています。